短刀
刃長:29.0cm反り:0.6cm 銘；無銘
元幅:2.55cm 元重:0.4cm 先重:0.35cm
茎長:9.0cm 茎先幅:1.0cm 茎先重:0.3cm


地鉄
板目肌詰み流れる、湯走り入り、地沸厚くつく
刃文
刃沸の厚くつく皆焼
キズ
鍛え傷あり

無銘の腰反りの強い短刀です。刃文は皆焼ですが元の方はまるで山鳥毛のような細かく複雑に絡み合った刃文になっています。変わった姿をしていますがおそらく室町時代の短刀だと思います。皆焼なのでおそらく相州伝だと思いますがもしかしたら備前伝の可能性も無きにしも非ず。

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